2022-01-01から1年間の記事一覧

野草といっしょ41 アメリカセンダングサとコセンダングサ

いよいよ2022年もあとわずかです。年末はゆっくりしたいと思いつつ、いつも片付けや買い物で忙しく過ごすことが多いです。 アメリカセンダングサ(キク科) 北アメリカ原産で大正時代に渡来したそうです。荒地にたくさん生えている印象があります。舌状…

野草といっしょ40 ヒメツルソバ

各地の雪が心配されます。神奈川では雪はないものの、相当急激に冷え込んできました。 ヒメツルソバ(タデ科) 道端などで密集して生えていることが多く、たくさんの白色やピンク色の花が集まっている様子が綺麗な野草です。原産は中国南部からヒマラヤ地方…

野草といっしょ39 ベニバナボロギク

いつも休日に更新するのに、昨日はずっと自宅で仕事をしていました。 ベニバナボロギク(キク科) アフリカ原産の帰化植物です。葉は柔らかく、シュンギクに似た香りがあるそうで、第二次世界大戦中は台湾や南洋で食用として利用されていたそうです。日本へ…

野草といっしょ38 ツワブキ

朝、車のハンドルを握ると冷たく感じるようになりました。 ツワブキ(キク科) 職場の近くにたくさん咲いています。大きめの黄色い頭花がたくさん咲いていると、花の少ないこの時期も華やかに見えます。 葉は光沢があって、ツヤブキが転じてツワブキという名…

野草といっしょ37 ツルドクダミ

上着なしではいられない寒さになってきました。12月になると不思議にそういう気候になりますね。 ツルドクダミ(タデ科) 私の職場の周りでは、上部をツルドクダミで覆われてしまっている樹木がたくさんあります。まあ、マント植物ですね。そしてその下の…

野草といっしょ36 カラスビシャク

今年1年間で撮影した写真を見直しています。 カラスビシャク(サトイモ科) 実家の家の前に生えていました。サトイモ科特有の仏炎苞は細長く、緑色をしています。茎や葉は有毒ですが、球茎は薬用となるそうです。仏炎苞だと、春先のウラシマソウがよく知ら…

野草といっしょ35 ツメクサ

やっと1ヶ月ぶりの休日の朝です。10年以上乗っていた自転車が壊れて乗れずに処分していたので、昨日の夕方に新しい自転車を購入しました。自動車での移動も嫌いではありませんが、自転車でのんびり移動するのも好きですね。納車はもう少し先ですが楽しみ…

野草といっしょ34 ヤブマメ

秋らしい花です。 ヤブマメ(マメ科) 紫色を帯びた蝶形花がいくつか集まって咲いている様子が秋らしさを感じさせます。毎年見ているので、季節感が出ているだけでしょうかね。 私がいつもヤブマメを見かけるのは、ススキが茂っているところで、ススキの葉に…

野草といっしょ33 コメナモミとカントウヨメナ

10月16日(日)から休日なしでずっと働いています。これって法律違反じゃないんですかね。 と言うわけで写真の更新も撮影もずっとしないままでした。 通勤途中で気になっていたので、11月3日に撮影しました。 コメナモミ(キク科) 毎年、同じ時期に…

野草といっしょ32 アキノノゲシ

だいぶ涼しくなってきましたね。ここら辺でもアキノノゲシがまだ咲いていますが、9月に三内丸山遺跡に行ったときにもアキノノゲシが咲き誇っていました。 アキノノゲシ(キク科) ノゲシに似て秋に咲くということですが、レタスのなかまだと図鑑に紹介され…

野草といっしょ31 ミゾソバ

午前中で仕事が終わったので、午後はいつもの自然公園に。 ミゾソバ(タデ科) ソバの花に似て、溝などに生えることが名前の由来です。別名のウシノヒタイは、葉の形を牛の顔に見立てたものだそうです。葉には八の字形の斑紋があります。 なかなか咲いている…

野草といっしょ30 ツリガネニンジン

今日は朝からオフでした。今週は忙しさ全開で、ランニングも行かずに朝から残務を。 ツリガネニンジン(キキョウ科) 8月に伊香保温泉に行った帰りに榛名湖周辺で撮影したツリガネニンジンです。ベルのような形の可愛い花が輪状について、それが何段にもなっ…

野草といっしょ29 ナンバンギセル

いつも思うのですが、不思議な形の花です。 ナンバンギセル(ハマウツボ科) ススキの根に寄生する植物です。茎のように見えるのは花柄で、茎はほとんど地上に出ないそうです。葉緑素を持たない植物なので、宿主の根から吸収した栄養分に依存して生きていき…

野草といっしょ28 ウツボグサ

この辺では見られない野草です。 ウツボグサ(シソ科) シソ科の植物は花が可愛いものが多いなと思っています。このウツボグサもそうです。花穂(かすい)が靭(うつぼ)に似ているのが名前の由来です。撮影:2022年8月28日 群馬県高崎市 榛名湖周辺 …

野草といっしょ27 キンモクセイ

樹木の花ですが…。 キンモクセイ(モクセイ科) 本当に数日間だけですが、10月の最初ごろにキンモクセイの香りを楽しむことができます。先週の日曜日の朝にランニングの途中で撮影しました。キンモクセイの匂いも季節を感じさせますよね。 中国原産のキン…

野草といっしょ26 ヌスビトハギとアレチヌスビトハギ

久しぶりに朝の時間帯に走ってきました。というのも休日に自宅にいるのは9月4日以来でした。もっとも、あいだに青森に1泊で出かけたりしているからいけないのですが。 キンモクセイの花の匂いの中、走るのも悪くありません。キンモクセイの紹介は次回以降…

野草といっしょ25 ツユクサ

だいぶ涼しくなってきました。キンモクセイの匂いが秋を感じさせます。 今週は連日遅くまで仕事で疲れはてる毎日でした。働き方改革とは名ばかりで、何も変わっていないのが実情でしょう。偉い人たちにはもっと現場の実態を知ってほしいです。 さて、ツユク…

野草といっしょ24 ヒガンバナ

この3連休は全て出勤です。でも、この時期を逃すとヒガンバナの写真が撮れませんから、隙間時間に撮影しました。いつの間にかヒガンバナの時期になったのか、という印象です。 ヒガンバナ(ヒガンバナ科) 秋の彼岸の頃に咲くことが名前の由来のようですね…

野草といっしょ23 サワヒヨドリ

連休を使って青森県の三内丸山遺跡と青森県立美術館の見学に行ってきました。丸山遺跡そのものも興味深かったですが、敷地に花がたくさん咲いていてそちらも気になりました。 サワヒヨドリ(キク科) 最初は秋の七草のフジバカマかなと思って撮影し始めたの…

野草といっしょ22 ツリフネソウ

伊香保温泉に行った時の野草写真の続きです。 ツリフネソウ(ツリフネソウ科) 伊香保温泉に行った翌日に榛名湖に行きました。その湖畔で咲いていました。榛名湖に向かう途中、車で移動している時には、道の両側にはキツリフネもありました。停車できなかっ…

野草といっしょ21 キツネノマゴ

土日とも出勤でした。今週末は撮影できませんでしたが、いつも行く自然公園ではこの時期はキツネノマゴがたくさん咲いています。 キツネノマゴ(キツネノマゴ科) ウィキにも書いてありましたが、地味な野草なのであまり注目されませんね。とても好きな花な…

野草といっしょ20 ニラとノビル

夕方はだいぶ涼しくなってきました。 どちらもネギ科の植物です。 ニラ(ネギ科) 道端でよく咲いています。花の形もしべのつき方も可愛くて好きな花です。スーパーで売っているニラとは別物のような葉ですが、食べられるのでしょうかね。 撮影:2022年…

野草といっしょ19 ボタンヅルとセンニンソウ

伊香保温泉に泊まって翌日の早朝に散歩していたらボタンヅルが咲いていました。 ボタンヅル(キンポウゲ科) 撮影:2022年8月28日 群馬県渋川市伊香保町 パッと見ではセンニンソウと区別がつきません。私は葉の形で区別しています。あと白い花弁に見…

野草といっしょ18 マツムシソウ

先週の週末は家族で伊香保温泉に行ってきました。2日目は榛名湖周辺へ。高原の野草はとても綺麗でした。 マツムシソウ(マツムシソウ科) マツムシソウの花を最後に見たのは、千畳敷カールへ行ったときだと思います。青紫色の大きな花が群れて咲いていると…

野草といっしょ17 アカバナユウゲショウ

ここ数年で、ものすごく増えた気がします。 アカバナユウゲショウ(アカバナ科) 自宅の周辺、駐車場などにもたくさん咲くアカバナユウゲショウ。元々は夕方に咲くということでこの名前なのですが、夕方に咲いていることをあまり見かけません。それよりも早…

野草といっしょ16 トチカガミ

仕事が再開すると、野草撮影も更新も後回しです。これからは週1くらいのペースですかね。 トチカガミ(トチカガミ科) 定期的に散歩&野草撮影に行く自然公園には、ホタルのための湿地があって、そこには色々な野草が花を咲かせます。地味な花ですが、丸い…

野草といっしょ15 ヘクソカズラとツルニガクサ

オオイヌノフグリと並んで、かわいそうな名前の代表格です。 ヘクソカズラ(アカネ科) とてもかわいい花なのに名前がかわいそうです。茎などを揉んだり折ったりすると悪臭を放つそうで、それがこの名前の由来です。ヘクソカズラは屎葛(くそかずら)として…

野草といっしょ14 アキノタムラソウ

アキノタムラソウはお気に入りの花です。 アキノタムラソウ(シソ科) 「秋の」と言いながら初夏から咲いています。あまり茎が伸びすぎない頃の花が好きです。淡い紫色の唇形花が輪状に咲いていきます。林の中の少し暗いような場所に生えていることが多いよ…

野草といっしょ13 ヒメヒオウギズイセン

1ヶ月前に撮影したヒメヒオウギズイセンです。7月の初め頃、通勤の道端で毎日見かけるオレンジ色の花が気になっていて、休日に撮影に行きました。 ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科) ヒメヒオウギズイセンは、ヨーロッパで交配されてできた園芸種なのだそ…

野草といっしょ12 ノビル

今日から仕事再開でした。 ノビル(ヒガンバナ科) 以前はユリ科となっていたノビルですが、現在はヒガンバナ科だとか。ノビルは先端にムカゴがつきますが、なかなか花が咲いている様子を撮影できずにいました。近所でたくさん花を咲かせているノビルがあっ…