野草といっしょ41 アメリカセンダングサとコセンダングサ

 

いよいよ2022年もあとわずかです。年末はゆっくりしたいと思いつつ、いつも片付けや買い物で忙しく過ごすことが多いです。

アメリカセンダングサ(キク科)

アメリカ原産で大正時代に渡来したそうです。荒地にたくさん生えている印象があります。舌状花もあるそうですが目立たず、すべて管状花で頭状花ができているように見えます。総苞片が花よりも外側に飛び出して広がっているのが特徴で、秋の季節の地味な花ですが華やかさがあります。
撮影:2022年10月2日 横浜市栄区

 

 

コセンダングサ(キク科)

図鑑によって渡来時期が違っていて、明治時代と記載しているものと江戸時代と記載しているものがありますね。原産地もまちまちです。
頭状花はアメリカセンダングサに比べて小さく、舌状花がありません。またアメリカセンダングサと違って総苞片は小さいので区別はつけやすいと思います。
撮影:2022年10月3日 横浜市栄区

 

子どもの頃は名前も知りませんでしたが、2種とも果実が服にくっついて、迷惑極まりない野草でした。