野草といっしょ152 タツナミソウ

昨日はある意味(?)休日だったので、職場の敷地で気になっていた野草の写真を撮影しました。

タツナミソウ(シソ科)

タツナミソウは私が好きな野草のひとつです。花を波が立っているようすに見立てたのが名前の由来だそうです。

撮影:2024年4月20日 三浦郡葉山町

そして、下の写真は2022年に撮影したオカタツナミソウです。

葉のつくりが大きく違いますので、これで区別ができそうです。有毛、無毛の違いもありますかね。

野草といっしょ151 ナツトウダイ

先週の金曜日の夜から発熱。受診したらコロナ陽性でした。熱はそれほど高くはなりませんでしたが、自宅の一室でずっと時間が経つのも待っている毎日でした。仕事は木曜日から再開しましたが今週は本調子にならずに終わりそうです。嗅覚と味覚がちょっと変わってしまい、大好きなビールも苦すぎて困ります。

3月末の天園を歩いた時に撮影したナツトウダイです。

ナツトウダイ(トウダイグサ科

トウダイグサ科の花はとても不思議なつくりになっています。この写真では分かりづらいのですが、中央から伸びる雌花の周辺に雄花が数個つきます。周りの赤紫色の部分は4つの三日月型の腺体は蜜を出す部分なのだそうです。

ナツトウダイという名前の割には、関東地方では春に花が咲きます。

シャガ(アヤメ科)

シャガも綺麗に咲いていました。古い時代に中国から渡来したと言われています。

撮影:2024年3月30日 横浜市金沢区(天園ハイキングコースにて)

野草といっしょ150 ホタルカズラ

今日はオフで、朝からのんびり過ごしています。久しぶりに朝のランニングにも出かけました。その時、先週から気になっていたホタルカズラを撮影しました。

ホタルカズラムラサキ科

この時期にしか見られないホタルカズラです。しかも自宅周辺で生えている場所は1ヶ所しかなくて、毎年気になっていました。先週はその場所の(崖の)上の方にしか咲いていなくて、近づけなくて撮影もできなかったのですが、今日は登らなくても良い場所にも咲いていて、撮影できて良かったです。ホタルソウという別名で呼ばれることもあるようです。
2つの花の色が微妙に違いますが、咲き始めは紫色が強く、時間が経つと青い色が強くなっていくようですね。この花の色といい中央の白い筋といい、とても美しい花でして、ボクのお気に入りの野草の代表格です。

撮影:2024年4月6日 横浜市金沢区

 

先月に撮影したヒメツルソバです。

ヒメツルソバマメ科

自宅のマンションの駐車場近くで撮影しました。1年中咲いているような気がします(笑)。

撮影:2024年3月17日 横浜市金沢区

野草といっしょ149 ショカツサイ

新年度が始まりました。昨日が始業式、入学式でした。緊張の1日でしたが無事に終わってホッとしています。桜も満開ですね。

1年前(2023年4月5日撮影)にも紹介したショカツサイですが大好きな花なのでもう一度。1年前は母の退院の時でした。

ショカツサイ(アブラナ科

オオアラセイトウハナダイコン、ムラサキハナナ、シキンサイなどの多くの別名があります。実家の周りでも以前からよく咲いていました。江戸時代に渡来して観賞用に栽培されていたようですが、別の図鑑では昭和14年に南京から持ち込まれた種子から全国に広まったと紹介されていました。「諸葛菜」ですからどうしても諸葛亮孔明を連想しがちです。本当かどうか不明ですが、諸葛亮が実際に食用に採用した植物という説もあるようですが真相は分かりません。

春休みに金沢文庫から天園を歩いて瑞泉寺に行きました。その時、瑞泉寺の境内で綺麗に咲いていました。これらはショカツサイの3枚の写真はその時撮影したものです。

久しぶりに訪問した瑞泉寺も雰囲気が落ち着いていてとてもよかったです。

撮影:2024年3月30日 鎌倉市瑞泉寺

野草といっしょ148 タチイヌノフグリ

散策にはとても良い季節になってきました。
昨日は妻と天園を歩いてきました。その時の写真は後日に。

タチイヌノフグリ(オオバコ科)

小さな青い花がとてもいいですね。オオイヌノフグリ同様に明治初期に渡来して日本各地に広がった帰化植物です。オオイヌノフグリのように目立つ存在ではありませんが、とても可愛い花です。

撮影:2024年3月16日 横浜市金沢区

撮影:2024年3月30日 横浜市金沢区

野草といっしょ147 ヒメウズ

今年の3月末は天候不順ですね。
ちょっと前までは暖かい日が続いていたので、きっと今年も桜の開花が早いのかと思いきや、寒い日も続いています。

ヒメウズ(キンポウゲ科

ヒョロヒョロと細く伸びる茎の先に下向きの花を咲かせるヒメウズです。うつむく花を正面から撮影しようとするとどうしてもこんな写真になってしまいます。

まだ咲き始めだとこんな感じですが、本来のヒメウズの姿は、枝分かれした葉のない茎がひょろっと伸びてその先に下向きの花がついています。

撮影:2024年3月16日 横浜市金沢区 称名寺

 

この日に一緒に撮影した野草です。

キュウリグサムラサキ科

オランダミミナグサ(ナデシコ科)



 

 

野草といっしょ146 フラサバソウほか

称名寺のお散歩写真の続きです。

フラサバソウ(オオバコ科)

 以前はタチイヌノフグリやまだ見かけたことがないイヌノフグリと区別がつかなったのがこのフラサバソウです。ヨーロッパ(ユーラシア)原産のフラサバソウを、明治時代の初めに医フランス人の医師のフランシェと植物研究者のサバチェが長崎で確認したそうです。二人の名前をとってフラサバソウという名前になったようですが、植物名でそういう名前のつけ方も珍しいですね。称名寺の境内に沢山咲いていました。

カントウタンポポ(キク科)

ニリンソウキンポウゲ科

ニリンソウも咲き始めていました。通常は2つの花を同時に咲かせていることが多いのですが、写真のニリンソウはもう1つの花はまだ葉の下に隠れていました。

撮影:2024年3月16日 横浜市金沢区 称名寺