野草といっしょ135 チカラシバ

年末年始になったので、昔の撮影を漁っています(整理しています)。

チカラシバ(イネ科)

 子どもの頃、本当に厄介者だった雑草です。野原で遊んでいると、必ず服にひっついて、その後取るのが大変でした。根が強くはっていてなかなか抜けないことが名前の由来とのこと。

そう言われると、そうかもしれません。厄介とは言え、夏から秋にかけて風景の中になくてはならない野草のひとつだとも思います。ミチシバ、ロウオソウ(狼尾草)という別名もあるそうです。本物の狼の尾は見たことないですが、イメージはぴったりです。

イネ科やカヤツリグサ科の植物は割と地味な野草が多い上に、特定するのが難しいですね。
チカラシバはすぐ分かりますが。

撮影:2023年9月24日 横浜市栄区