野草といっしょ136 オオブタクサ

年末の休日3日目です。仕事をしないで過ごすのもなんだかストレスに感じたりして…。

オオブタクサ(キク科)

ブタクサの名前は英名の「ホッグウィード」を直訳したもので(豚の餌の草)、ブタクサを大型にしたようなものがこのオオブタクサです。ただし、葉の形態がずいぶん違うので間違えることはないでしょう。オオブタクサは手のひら状に裂けていますが、ブタクサの方は羽状に深く裂けています。一方で、どちらも花粉症の原因になるそうで、厄介者の植物にされることが多いでしょう。

セイタカアワダチソウのことをブタクサだと思っている人がいますね。実は私も最初そう思っていました。秋の花粉症の出始めの頃にセイタカアワダチソウがたくさん咲くからでしょうかね。

ブタクサ、オオブタクサの話に戻って。
図鑑で調べたら、雌雄同株で、いつも花だと思っていた穂状の頭花はは雄花で、その穂の付け根に小さな雌花があるそうで、そこまで見たことがなかったです。来年は気をつけて見てみようと思います。

撮影:2023年9月9日 三浦郡葉山町