野草といっしょ54 ツタバウンラン・マツバウンラン・キランソウ

昨日は久しぶりのオフだったので、いつものコースでジョギングしながら野草撮影してきました。そのいくつかを。

ツタバウンラン(オオバコ科)

地中海沿岸が原産で、大正時代に園芸用として日本に入ってきた植物です。その後、全国に広がりました。トキワハゼやムラサキサギゴケと花が似ていますが、トキワハゼは唇形花の下唇が白っぽいことで区別できますし、ムラサキサギゴケとは葉の形(ムラサキサギゴケは広卵形)で区別できます。

 

マツバウンラン(オオバコ科)

こちらは直立した茎の先に花を咲かせるマツバウンランです。北アメリカ原産の帰化植物で、1941年に京都で初めて確認されたそうです。群生しているととても綺麗です。

ツタバウンランマツバウンランも本来はゴマノハグサ科とされていましたが、現在はオオバコ科なのだそうです。ピントをずらしてもう1枚。

 

ちょっと似ている花ですが。

キランソウ(シソ科)

別名で「地獄の釜の蓋(ジゴクノカマノフタ)」なんてかわいそうな名前がついています。唇形花なので、上の2つと同じように見える人もいるかもしれません。こちらの濃い紫色、そして蕊の黄色がとても美しいです。

今日から新年度の出勤です。

撮影:2023年4月2日 横浜市金沢区