野草といっしょ79 クスダマツメクサとコメツブツメクサ

昨日まで修学旅行の引率でした。帰宅後も寝不足からかぼーっとしていました。
今日はオフでしたが、ランニングはせずにいつもの自然公園に撮影に行きました。

クスダマツメクサ(マメ科

蝶形花が球状に集まった部分は、実感としては直径1cm以上はありますかね。以前からコメツブツメクサはよく見かけたのですが、この場所にもだいぶ増えてきました。西アジアからヨーロッパあたりが原産の帰化植物で1943年に横浜で確認されて、2010年ごろから急速に各地に広がったみたいですね(野田市のHPの草花図鑑のページを参考)。
撮影:2023年6月24日 横浜市栄区

撮影:2023年4月2日 横浜市金沢区

参考までに下の写真2枚はクスダマツメクサとてもよく似ているコメツブツメクサです。

コメツブツメクサ(マメ科

クスダマツメクサとコメツブツメクサの区別は、蝶形花の数の違い(クスダマツメクサは20個以上とか)で区別するような記載が多いのですが、私はぱっと見で大きい球状の花の集まりならクスダマツメクサとしています。上の写真も大きさは同じように見えますが、実際にカメラを花に向けたときに、カメラの寄せ方が全く違うので。群生している様子で、花の集まりの大きさを相対的に比べれば、間違い無いと思います。

撮影:2023年6月24日 横浜市栄区

コメツブツメクサは以前はずっとコメツブウマゴヤシと思い込んでいました。でも、果実の形で区別がつきました。コメツブウマゴヤシはこの辺では見かけないんですよね。