野草といっしょ199 シナノオトギリ

乗鞍岳に行ってから、いつの間にか1ヶ月以上経っていました。
蝉の声が小さくなり、夜は秋の虫の音が鳴り響くようになりましたが、昼間は相変わらず30℃ごえの毎日が続いています。

シナノオトギリ(オトギリソウ科)

黄色い花弁と、針のようにはり出すたくさんの雄しべが美しい高山植物です。

「オトギリ」の名前の、鷹の傷の妙薬として本種を用いていた兄が、その秘密を漏らした弟を斬ったという伝説に由来するそうです。可哀想なお話ですが、お花はとても綺麗でした。
イワオトギリという高山植物も混在しているそうですが、その違いまで確認できませんでした。登山が主目的なので。

撮影:2024年8月10日 乗鞍岳

来月は大菩薩嶺に行く予定です。何回行っても、霧だったり曇りだったりして景色を楽しんだことがない大菩薩嶺ですが、楽しみにです。